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海辺のホテルで自炊する(その5)-鯖エサでカサゴ釣りを楽しむ(悠々シニアライフ)

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平日の好きな時間に、好きな場所に出かけて釣りを楽しむ。時間貴族のシニアならではの特権を満喫するために、今回は淡路島にでかけました。もちろん、夜はホテルで釣った魚をクッキング。今回もカサゴ(ガシラ)が沢山つれて楽しい釣行となりました。

 

〇昼食は「タコのからあげ丼」

目的地は淡路島

時間貴族のシニアの特権で、平日の昼頃に出発し、1時間ほどで淡路島のサービスエリア(ハイウエイオアシス)に到着。

昼食はいつもと同じ、人気のタコのからあげ丼。タコの唐揚げにたれをまぶして細切りの海苔を散らしただけのものだけど、たれのしみ込んだ唐揚げのたこの味も食感もよく、あっと言う間に平らげた。

 

〇別の店の「玉ねぎの天ぷらうどん」もおいしい

前回はタコの唐揚げ丼は食べずに、玉ねぎの天ぷらうどんというのを食べた。天ぷらと言っても淡路島名物の玉ねぎの入ったさつま揚げのようなものだったが、どんぶりの面積の八割ぐらいを占める大きさで、食べ応えがあった。次回はこれにしてもよいか。

 

〇宿泊先近くの漁港で良型のカサゴをゲット。

そのまま高速道路を走り、東浦で降りて最初の漁港に向かう。ここは前回カサゴやアコウ(キジハタ)、ギンポなどを釣ったところだが、昼間(2時ごろ)の太陽がギラギラしているところだったためか、ほとんどあたりがなく、あったと思ったら根がかりして全く収穫なし。仕方がないので宿泊先のホテルの近くにある漁港に向かう。

4時ごろから釣り始め、早速あたりがあったが、かかってこず。ポイントを変えて、波止の上から見える岩の隙間に入れると、強い当たりが出て、まあまあのサイズのカサゴ(ガシラ、九州地方ではアラカブとも言う)をゲット。

 

〇鯖エサの効果はバツグン

エサスーパーで買った塩鯖の切り身。余分な肉をそぎ落として、銀色に光る皮に少し身が付いた状態のものを、細く3cm程度に切っったもの。

反応がすごくよいので、やはりカサゴには鯖の餌が抜群であることを再確認した。鯖エサを使用したのは今回が2回目で、前回は舞鶴で、ソイやアコウが鯖エサに喰らいついてきた。これも、YouTubeで学んだことで、今回はそれが再確認できたのがうれしい。

そんなことで、日暮れまでにかなり釣れるのではないかと期待したが、その後小さい唐揚げサイズのカサゴが1匹連れた後は、赤潮のようなものが流れてきて水面に広がり、透明度が著しく低下して、反応もぱったり止まったため、この日の釣りは終わりとした。

 

〇釣ったカサゴを唐揚げに、その他居酒屋メニュー風の天ぷらを揚げる。

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予約したホテルに、6時過ぎにチェックイン。

早速近くのスーパー食材の買い出しに行く。と言っても玉ねぎとジャガイモは家にあったもの(自分の畑で収穫したもの)をくすねてきたし、天ぷら油や小麦粉は以前に買ったものがまだあったので、新しく買ったものはパック入りのご飯、パック入り刻みキャベツ、かき揚げ用の小エビ、サキイカ、かぼちゃの煮つけとビールぐらい。

ホテルの簡易キッチンで、大小2匹のカサゴを捌き、背中から両サイドに化粧包丁を入れて(唐揚げにすると見た目も綺麗で、骨までカリッと揚がる)、使用3回目のこめ油に投入。この油は酸化も進んでいると思われるので、今回で使用を終了することにしよう。

他にじゃが芋(煮ジャガ)の天ぷらと、小エビと玉ねぎのかき揚の他、さらにサキイカの天ぷらも作る。煮ジャガの天ぷらは少しだけ食べることにして、残りは明日の朝食用にご飯代わりとして残しておこう。

かくして、カサゴの唐揚げ、かき揚げとサキイカの天ぷら、かぼちゃの煮つけをおかずに、ビールを飲みながら食事を済ます。

 

〇早朝からカサゴを釣りまくる

翌日早朝から昨日と同じポイントに向かう。6時前の薄暗い時間帯で、夜からの太刀魚狙いの釣り人が多いようだが、あまり釣り上げている様子はない。

とりあえず、太刀魚用のルアーを何回か投げたが反応は無し。続いてアオリイカ用のエギも投げてみたがこれも全く反応なし。

仕方がないので、昨日の残りの鯖エサカサゴ釣りを始める。早速ブルブルッとあたりがあり、引き上げたら良型のカサゴ。その後立て続けに大小(唐揚げサイズにもならないものはもちろんリリース)8匹釣り上げる。

 

カサゴはニンニクが好き?

かねてから用意していたニンニク(これも自分の畑で獲れたもの)をつぶして、鯖エサにまぶす。これもYouTubeに出ていたので一度試したかった。ニンニクのニオイに魚が寄せられるとのこと。

ニンニクまぶしの鯖エサを投入してから、ぱったり食いが止まったような気がしたが、しばらくしたら良型のカサゴが釣れ、さらにもう1匹小型のカサゴが釣れた。

この結果からはニンニクの効果は分からなかったが、家に持ち帰るためにカサゴの腹を開けたようとしたときに、カサゴの口の中にニンニクのかけらが入っているのを発見。カサゴが餌にまぶしてあったニンニクそのものを食べたらしい。次回はもう少しきちんとした形で、ニンニク「有」と「無」比較対照試験をやってみよう(適当なサンプル数が確保できるかな?)。

カサゴ10匹釣れたところで終了。後はその場でウロコや内臓を処理し、釣り場近くの公園の水道でよく洗った後ジップロックに入れてクーラーに収納。クーラーは、ホテルの冷蔵庫で冷凍した保冷剤とペットボトルで作った氷が入っているので、保冷機能は全く心配ない。

 

〇淡河パーキングエリア(神戸)の食堂は陸送のドライバーで大人気

帰り道、神戸北近くの淡河パーキングエリアで、遅い朝食をとる。

やたら陸送トラックが多いPAで、食堂も朝から繁盛している。

注文したのは豚汁定食だったが、納豆と卵まで付いていた。早朝からの釣りで、やや疲れぎみの体に豚汁の温かみが染みわたる。

他の人が食べていたナスの味噌炒めもボリュームがあり、見るからにおいしそうだった。この店は安くて、ボリュームがあって、おいしい料理が多いから、陸送のドライバーさん達に人気があるのかもしれない。

しゃれた店よりも、こういう食堂が好きだ。今度も帰りは必ずここで食事をしよう。

 

〇やっぱりカサゴ釣りは楽しい!

家に持ち帰って、その日のうちに食べた煮つけも、唐揚げもおいしく、1週間後に食べた冷凍ものの煮つけも味は全然変わらずおいしかった。

今回もカサゴのような小物釣りで、わざわざ高速を使って、ホテルにまで泊まって釣りに行く魚かと思われるかもしれないが、自分で工夫した仕掛けやエサに素直に反応してくれて、しかも食べても美味しいカサゴ釣りは、大変楽しい釣りである。

最近批判の的になっている政治家の発言を借用すれば、私にとって、カサゴ釣りは、自分の「身の丈に合った」楽しい釣りと言える。


    
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