ジビエ料理の宿・ホテルを探す
探す目的:猪肉とか鹿肉などのジビエ料理を食べさせてくれる宿に泊まりたい
ジビエとは
以下は日本ジビエ振興協会のホムページで紹介されている内容のポイントです。
ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化とのことです。
昔は、ジビエ料理は自分の領地で狩猟が出来るような上流階級の貴族の口にしか入らないほど貴重なものだったようです。
日本ジビエ振興会のホームぺージに紹介されているジビエ料理には、
猪、鹿、アナグマ、蝦夷雷鳥(特別天然記念物の雷鳥とは違います)、マガモ、山鳩などの料理が紹介されています。
このほか、熊肉なども狩猟で得られるものなのでジビエと言えるでしょう。ちなみにダチョウ肉は狩猟ではなく、主に養殖で得られるものなので厳密にはジビエとは言えないようです。
それでは、今回は獣類の猪、鹿、熊、アナグマの料理を食べさせてくれる宿について、楽天トラベルの検索機能を使って検索してみましょう。
《楽天トラベル公式サイトで検索》
【検索結果(出力件数)】
猪について
猪:350件 (猪肉、猪鍋など広く含まれます)
いのしし:111件
猪肉:177件
いのしし肉:31件
しし肉:35件
猪料理:6件
いのしし料理:3件
猪の焼肉:0件(ひらがなでも同じ結果です)
猪 焼肉:7件 (スペースを空けて2語を入れるとこれぐらい出てきます)
いのしし 焼肉:3件
猪(の)ステーキ:0件(ひらがなでも同じ結果です)
猪鍋:80件
いのしし鍋:25件(ひらがなとカタカナは同じ結果が出るので一つでOKです)
しし鍋:44件
ここで、鍋については究極のキーワードを!
ぼたん鍋:189件
牡丹鍋:41件
(猪肉の赤身と白い脂身を円形に並べた姿が牡丹の花びらのようなことから「ぼたん」の名がつけられており、これが最もポピュラーなキーワードです)
鹿について
鹿:608件(ほとんどがノイズです。例えば鹿児島など)
鹿肉:115件(鹿肉料理は鹿肉に包含されます)
鹿料理:3件
鹿ステーキ:2件
鹿のステーキ:2件
鹿の焼肉:1件
蝦夷鹿:9件 (北海道知床などに生息する鹿ですね)
えぞ鹿:8件
熊について
熊肉:14件
熊料理:1件
熊鍋:13件(熊鍋がこれほどあるとは驚きました!)
熊(の)ステーキ:0件
熊(の)焼肉:0件
熊については「マタギ」も忘れずに
マタギとは?
マタギは東北・北海道から関東・甲信越地方の山岳地帯で伝統的な手法で狩猟を行っている人々のことです。秋田県や山形県など東北地方にはマタギの集落があり、集団で狩猟が行われています。
狩猟の対象は、以前は熊(ツキノワグマ)のほかニホンカモシカやニホンザルなども対象になっていましたが、ニホンカモシカは天然記念物として狩猟が禁止され、ニホンザルは乱獲によりその数が激減したため、現在では熊が中心となっており、マタギのクマ猟師としてのイメージが定着しています。
そこで、関連キーワードで検索してみました
マタギ:25件(マタギの湯、マタギの里などで、熊鍋なども一緒に出てきます)
マタギ料理:1件
アナグマについて
アナグマ:1件
(こんなのあるんですね。種子島 島宿HOPEさんのアナグマのすき焼きでした)
【推奨する検索手順】
①猪の場合:猪の漢字とかなで検索すれば広くカバーできます。鍋については猪鍋から牡丹鍋まで5つの言葉で検索する必要があります。
②鹿の場合:鹿肉と鹿料理で広く検索して、ステーキなどは数も少ないので必要により個別に検索すればよいのではないでしょうか。えぞ鹿も同様ですね。
③熊の場合:数が少ないので熊肉、熊料理、熊鍋のそれぞれで検索するとともに、熊と重複する場合が多いと思われますが、念のため「マタギ」でも検索しておきましょう。
【検索により出てきた気になるお宿】
丹波篠山の名物と言えば「ぼたん鍋」ですね。秘伝の味噌でじっくり煮込めば煮込むほど柔らかくなる猪肉ならではの深いコクが愉しめます。
富士の見える心の宿。天城名物の猪や鹿などのジビエ料理や、ズガニなど旬の食材を味わえます。
「短角牛」「白金豚」「南部かしわ」「熊」など山人自慢の“ジビエ”も使った食材で奏でる「厳選の肉4種を極める」フルコースなどがあります。
本州の鹿肉に比べて、この宿で使用する鹿肉は弾力がありお肉の風味も豊かとのこと。「しれとこ 山海の幸会席」にはえぞ鹿の陶板焼きの他カニ味噌が濃厚な毛ガニなども付いています。
秋田の秘境と呼ばれる奥森吉の天然温泉と山上さまの恵みのマタギ熊鍋など山海の幸の料理が満喫できます。