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旅に便利な万能スペイン語9-乾杯!/¡Salud!(サルー!)

海に面したバルセロナは魚介類に恵まれた町です。

陽が少し傾き始めたころ、そぞろ歩きの街角でふと見つけたバルに入り、魚介類のピンチョス(串に刺した立ち飲み向き料理)をおつまみに、冷たいティント・デ・ベラーノ(夏の赤ワイン)で喉を潤し、周りで飲んでいる陽気なカタラン達(カタルーニアの人々)に向かって「サルー!」とグラスを上げれば、もう貴方は立派な彼らの仲間として迎えてもらえるでしょう。

旅先での温かい触れ合いのひと時のために、「サルー!」はぜひ覚えておきたい万能スペイン語です。

 

¡Salud!(サルー!)ー乾杯!

 

Saludの元の意味は「健康」です。日本でも乾杯の音頭をとるときに「健康を祝して!」とやるじゃないですか。あれと同じようなものです。

最後の”d”は発音しないのがルールです。

例えばMadrid(マドリド)も最後の”d”は発音せず「マドリ」か「マドリ―」になるようです。もっとも、真ん中の”d”の後に母音がないので、ほとんど発音されないような感じで「マ・・・リッ」と言うのが本来のネイティブの発音のようです。

 

タパスとピンチョス

 

スペインのバル(BAR)は気軽にお酒が飲めて、ちょっとした小皿料理などで空腹も満たせられる店のことです。日本の居酒屋に似ていますが、必ずしもアルコールを愉しむだけではなく、食事も愉しめる「飲食店」と言った方がよいかもしれません。

これはスペインの食習慣とも関係があるようです。

スペインの昼食は午後1時半~4時頃と日本と比べて遅く、その分夕食も午後9時から11時頃と遅くなります。そこで少しお腹が減ったときにバルタパスやピンチョスを夕食までのつなぎとして食べる習慣があるようです。

 

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タパスはワインやお酒を愉しむときに食べる一品料理で、通常小皿などの小さな容器に入れられています。チーズや生ハム、オリーブのようなそのまま食べられるものやイワシのマリネ、サラダ、海老のアヒージョ、魚やいかの揚げ物(フリット)、トルティージャ(オムレツ)など品数が豊富です。

 

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ピンチョスは元々タパスから派生したものと考えられ、タパスに出てくるような食材をより小さくして串に刺したもので、タパスよりも気軽に立ち飲みスタイルで食べられるおつまみです。味はやや濃いめになっており、喉が渇くのでその分お酒がすすむことになります。

ピンチョスと言うスペイン語は、爪楊枝や串という意味です。実際にバルで出ているピンチョスには焼き鳥のように串刺しにしたものや、爪楊枝を刺したつまみやすいものなどがあります。

 

夕方からスペインの町を散策するときには、バルをはしごしていろいろなタパスやピンチョスを食べ比べてみたいですね。

 

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