旅に便利な万能スペイン語1-やあ(こんにちわ)/¡Hola!(オラ~)
スペイン語は中国語に次いで、2番目に世界で使われることが多い言語です。中国の場合は人口自体が多いのでトップになっていますが、スペイン語はスペインだけでなくラテンアメリカの多くの国々でも使われています。
そこで、スペインやメキシコ、アルゼンチンなど中南米やカリブ海の国々を旅行するために、ちょっとしたスペイン語を覚えるだけで、現地の人とのコミュニケーションがグンとよくなる、とっておきの万能スペイン語を紹介していきたいと思います。
〇ダントツは ¡Hola! (オラ~!)
今回は、なんと言ってもダントツの万能スペイン語¡Hola!を紹介します。
〇やあ!
¡Hola! は、「やあ!」とか「こんにちわ!」という意味で使われます。
英語の”Hi(ハイ)”と同じようなものと考えていいですね。
切符を買う時、タクシーに乗るとき、お店で買い物をするとき、レストランに入るとき、もちろん友達に会う時などに必ず使いたい言葉です。
以前パリで地下鉄の切符を買おうとしたとき、パリっ子達はみんな。「ボンジュール」と一言言ってから、どこそこへの切符と言って買っていましたが、日本では挨拶して切符を買うなどの習慣がなかった私には、とても真似ができないような気がしました。
もう30年ほど前の話なので、自動券売機が普及している今でもそうなのかは分かりませんが。
でもスペイン語圏の国に行ったら、できるだけ¡Hola!と言って声をかけましょう。
〇発音の仕方
¡Hola!は「オラ~」と、語尾を少し上げぎみに引っ張るような形で発音します。
!マークは感嘆符ですが、スペイン語では前と後ろに感嘆符が入り、前の感嘆符はさかさまになります(もちろん感嘆符は書く場合だけに使います)。
ちなみにスペイン語のHは「アチェ」と言いますが、発音は「ハ」ではなくHaであれば「ア」、Hiであれば「イ」とそれ自体の発音ではなくそれに続く母音(a,e,i,o,u)
と同じように発音します。
たとえば、
Holanda(オランダ)
Hasta(アスタ)~まで(アスタ マニアーナ・・・ではまた明日)
Helmana(エルマーナ・・姉妹)Helmano(エルマーノ・・兄弟)
〇”Hola”はどの時間帯でも使える
”Hola”は時間を問わずいつでも使えますが、朝~夜の挨拶としては次のような表現もあります。
Buenos dias ブエノス ディアス (お はようございます)
Buenas tardes ブエナス タルデス(こんにちわ)
Buenas noches ブエナス ノーチェス (こんばんわ)
これらの挨拶の時間帯は、食事を境目に分かれているようなので、昼食を午後1時~2時頃に取る習慣のある場合は、昼食前は”Buenos dias ”を、昼食時間帯では”Buenas tardes”を使うということになりますが、”Hola"を使えば一々面倒くさい使い分けをしなくてもよいので便利ですね。
朝でも、昼でも、夜でも使えて、親しみのある言葉が”Hola"です。