食物アレルギーのためのツアーを探す
食物アレルギーのある家族と一緒に旅をしたくても、ホテルの料理に使われる食材について一々調べたり、どのような対応をしてもらえるのかホテル側に照会し、対応をお願いするのが負担に感じておられる方は多いと思います。
今回は、このような方のために、まだ少数ですが「食物アレルギーのためのツアー」に取り組んでいる企業について紹介します。
JALの取り組み
JAL(日本航空)グループでは、2017年6月から「食物アレルギー対応ツアー」の販売を開始しています。
ジャルパックとホテル日航アリビラ(所在地:沖縄県中頭郡読谷村)との連携による食物アレルギー対応の食事を提供する沖縄ツアーとして、沖縄の新鮮な食材をにこだわった洋食、和食、中華から、アレルギー起因食材10品目を除去したメニューが用意されているものです。
<除去される食材10品目>
卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生・大豆・ごま・ナッツ類
ただし、食材の追加、除去などは出来ないこと、またアレルギー起因物質(アレルゲン)を含む料理と同じ厨房で調理しており、また調理器具についても充分な洗浄を施してるが、微量残留によりアレルゲンが付着、混入することなどに留意する必要があるとのことです。
「家族みんなで同じ食事」というキャッチフレーズで、10品目除去アレルギー対応食沖縄3日間ツアーの詳しいい内容が掲載されています。
また、食物アレルギー対応旅行の情報ポータルサイト「QOLトラベルサポート」で、この沖縄ツアーの体験記が出ていますので、参考にしてください。
沖縄ツーリストの取り組み
「食物アレルギー対応”安心”フリープラン 」として、
食事は、朝・昼(オプション)・夕、すべての料理が10品目除去のメニューです。
しかも、沖縄各地のホテルと昼食施設を、希望に沿って組み合わせることが出来ます。
アレルギー対応も、ホテル・飛行機・レンタカーも、ワンストップでサポートできることがセールスポイントのようです。
<除去される食材10品目>
乳・乳成分、小麦、卵、そば、落花生、エビ、カニ、大豆、ゴマ、ナッツ類(クルミ、カシューナッツ)
内容的にはジャルパックと同じですね。宿泊施設にはジャルパックのホテル日航アリビラ(読谷村)も入っていますが、その他に以下の施設も選べるとのことです。
ユインチホテル南城(南城市)
沖縄サンコーストホテル(読谷村)
リゾートホテル久米アイランド(久米島)
また、昼食施設として
cafeやぶさち(南城市)、沖縄ポークビレッジ(読谷村)など。
詳細は以下の沖縄ツーリストのサイトの該当ページで
このような取り組みを行ってくれる旅行業者や宿泊施設を応援していきたいですね!
「アレルギー対応」の施設を探す場合には、同じカテゴリー内の「食物アレルギー対応のホテル・宿を探す」も参考にしてくださいね。
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